執着を手放すこと 前編
周囲の人の目が気になりだしたのは、
仕事が上手くいかなくなったことがきっかけでした。
だれに言われた訳もないのに、
「能力がないって思われたらどうしよう。」
「みんなに好かれないと、哀れな子やなって噂をされたらどうしよう。」
「上司に認めて欲しいのに、私だけ無視されたように感じたんだけど、どうしよう。」
と言ったように、
ビクビクしながら仕事ををしていました。
当時付き合っていた彼氏に対しても、
「あの返信内容が微妙だったから、返信が返ってこないのかな。どうしよう。」
「会えないのは、私のことが嫌いだからなのかもしれない。」
と、常に相手の反応を気にしてしまい、
しまいには、彼のFacebookに四六時中
張り付いて、ログイン時間を確認するなど、
プチストーカーをしていました。
疑心暗鬼になり、心がボロボロになった
その時、「引き寄せの法則」を知り、自分の心の在り方が、180度変わりました。
そこには、
「執着を手放すことで、心が軽くなり、ありのままの自分として生きることができる」
と書いてありました。
今まで、周囲の人にいい人だと思われたい、馬鹿にされたくない、認められたい、大切にしてほしいといったように、承認欲求が強かったのだと思います。
そして、承認欲求は執着に変わり、いつも周囲を目を見て、ビクビク生活するようになったのだと感じました。
それは、自分に自信がなかったからこそ、周囲の人からの賞賛によって、自尊感情を満たしたかったのです。